1秒で6コマで動いて見えるアニメーション
STUDIO ASTAのアニメーションでは、少ない枚数で生き生きと動いて見えるキャラクターの動きに自信を持っています。初めてアニメーションの仕事を手がけた時にクライアントからお褒めをいただいて気づいたのですが、くろけんは意外と年を取っていてあの手塚治虫アニメの金字塔鉄腕アトム世代だったため、少ない枚数のアニメーションに慣れ親しんでいたのです。贅沢な秒館30コマで動くディズニー・アニメが常識になっている世代とは明らかにその節約術に差が生じるのは当たり前ということです。
さらには自分で絵を描き起こしてアニメーションを制作していますので、1枚1枚の動きの中のポーズに意志を込める事が出来て精度は上げることが出来ます。
大げさな言い方になりますが、ただ動いているのではなく感情を伝えようとしているアニメーションを作る事が大事だと思います。
ここに用意しましたアニメーションGIFは1996年に東海大学の受験願書のおまけとして大学が配布した合格祈願のスクリーンセイバーのキャラクターです。maoiがキャラクターデザインをし、くろけんがアニメーションさせました。勉強で時間の作れない受験生のかわりにお参りをしてくれるキャラクターは明るくてかわいい動きで楽しませてくれ、ごく希にカッパのキャラクター画出現するようになっています。このころ東海大学を受験した皆さんは楽しんでいただけたでしょうか?
私たちのアニメーションの特色は何から何までオリジナルで制作が可能だと言う事ですが、この能力を活かしきるだけの資金がありません。思いついている企画やアイデアも商業的に優れた物という方向性ではありませんので、出来るだけ時間とお金を作ってこつこつと作品作りを進めてゆきたいと考えています。生きている間に発表出来るかは微妙なところです。
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動物の気持ちシリーズ
ヒツジの気持ちです。
サンプルになるように作ったオリジナルのショートムービーです。
元々動物好きなのでこのシリーズを思いつきました。言葉の通じない動物達の本音を表現しています。 |